現在、公共図書館、大学図書館、学校図書館など館種を越えた図書館協力が各地で実施されるようになってきています。
今回のセミナーではこのような様々の館種がそれぞれの長所を生かしつつ、足りないところを互いに補いながら、
多様な協力関係を築いていける道筋を考えていきたいと思います。そのことを考えるきっかけとなる個別事例として、
京都府立図書館総合目録ネットワーク (K-Libnet) を通じての相互貸借図書の物流を担う連絡協力車の話
(府立図書館からネット参加館への貸出業務の面から)から始め、大学図書館の本がこの物流網に乗って
一般市民の利用に供されるまでの話をからませていきます。また、教科学習を地域の公共図書館と連携
しながら取り組んでいる太秦小学校の事例の報告を行ないます。
- 報告:
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- 河原茂記氏 (京都府立図書館資料課)
- 大館和郎 (京都学園大学図書館)
- 小河富代教諭 (京都市立太秦小学校)
- 日時:
- 2004年4月29日 (木:祝日) 午後1時30分-4時40分(受付 午後1時から)
- 会場:
- キャンパスプラザ京都 4階 第4講義室
- 参加費:
- 500円