大図研京都ワンディセミナー 「Library SHIFT ! ~Hotな公共図書館最前線のCoolな取組みをBeer片手にディスカッション!~」 [終了しました]

近年の図書館は、図書館側の思い込みによる「図書館」というイメージ先行の「使ってもらう図書館」から「利用者のニーズにあった図書館」「人が集う図書館」へ 変貌することが期待されています。利用者の多様なニーズに答える為、図書館そのものの位置づけをどう変化させるか、しなくてはいけないのか。公共図書館では存続をかけて待ったなしの状況です。 大学図書館でも「静かに読書する図書館」から「学びの図書館」への変わりつつありますが、公共図書館の最前線の取組みを知り、図書館の存在意義、本当の役割などあらためて考えてみませんか。 今回、自ら公共図書館長の経験もあり、全国の公共図書館の取組みに詳しい常世田良先生をお呼びし、Hotな公共図書館の取組みを紹介していただきます。ぜひご一緒に「新しい図書館」の扉を開けましょう。

開催日時:
2013年7月20日(土)
会場:
アサヒ ラボ・ガーデン(梅田 大阪富国生命ビル4F)
講 師:
常世田 良 先生(立命館大学 文学部教授)
主 催:
大学図書館問題研究会 京都支部
共 催:
大学図書館問題研究会 大阪支部
協 力:
アサヒ ラボ・ガーデン
参加費:
大図研会員は無料 (非会員は500円 参加費は当日, 会場でいただきます。)
参加者:
32名
タイムテーブル
13:45
受付開始
14:00-14:10
開会挨拶
14:10-14:50
崎山氏 講演(40分)
14:50-15:00
休憩
15:00-15:40
菊池氏 講演(40分)
15:40-15:50
休憩
17:30-
懇親会
講師紹介: 常世田 良(とこよだ りょう)
立命館大学文学部教授、元日本図書館協会理事、元浦安市立中央図書館長。 東京23区内の6つの公共図書館に非常勤職員として勤務経験もあり、公共図書館の現場に対する見識が深い。
当日の様子
当日の様子
当日の様子
当日の様子
当日の様子
アンケートより抜粋
  • 「問題解決型サービス」という言葉が印象に残りました。大学は就職や教務などそれぞれの部署があり、それぞれ対応していますが、 各部署が図書館と連携すれば実現できるような気がします。その体制作りが大切になると思います。今後、意識して業務にあたりたいと思いました。
  • 公共図書館の動向は要確認の部分が多かった。”ブランディング”の重要性がなんとなく分かった。
  • 常世田先生の講義はいろいろ考えさせられることが多いです。大学図書館の関係者ではないのですが、考え方として他の分野でも役に立つことが多いと思います。
  • 政策的に作ってくことが一番良いということが印象に残りました。自分がどう動いていくべきか考えさせられました。
  • もう少しこれからの公共図書館の施設、機能面で必要と思われるものの示唆、ヒントをもらいたくて参加したので、ちょっと思惑を違った。
  • 前程のお話がとても参考になりました。自己責任型社会に対して図書館は取り残されている状況ですが、何とかして追い付くための方法を考えていきたいと思います。
  • 公共図書館が人々の情報収集の核となるために我々図書館員は公共、大学、専門問わず意識を高く持たなければならないなあ、またそういった気持ちをもつためにもこういった講演をきくのは大切だと思いました。
  • 公共で行っているビジネス支援、リクルート活動サポート、健康支援など大学図書館でもすぐに取りくめる課題かと思う。
  • 図書館職員でなくとも興味深くきかせていただける内容でした。
  • ラボ・ガーデンというものが知られて良かった。
  • タイトルにディスカッション、とあったので、テーブル別にワークショップ的なディスカッションがあるのかなと予想したがそうではなかった。でも活発な質疑応答があったのはよかったです。