慶應義塾大学では2007年7月に米Google と提携し、慶應義塾大学図書館の蔵書約430 万冊のうち、著作権保護期間が切れたり、権利関係が明確になっている書籍約12万冊を対象に電子化を進めると発表。 2010年には国内出版社の協力を得て「電子書籍利用実験」を開始、そして2012年にはウィングを広げて他大学と連携し「大学図書館電子学術書共同実証実験」(以下、共同実験)をスタートさせるなど、 国内における電子書籍利用の促進、また和書コンテンツを増やす取組みなど積極的に取り組んでいます。 そして、共同実験では約900 タイトルの和書コンテンツを電子化し、出版社とのやり取りや各大学との利用実験を進めていますが、中心になって進めていただいている入江氏に取組みの意味と未来について熱く語っていただきたいと思います。 質疑応答の時間を多めに確保したいと思いますので、皆様からの積極的な質問を期待しています。