「エンベディッド・ライブラリアン」とは、日常の業務において、図書館を離れ、利用者が活動している場から、
利用者と活動をともにしつつ情報サービスを提供している図書館司書を指し、そのサービスは近年米国図書館界の
一つの潮流になっているといわれ、大学図書館で多く取り入れられています。
今回、アリゾナ大学の皆様をお迎えし、ヘルスサイエンス図書館における「エンベディッド・ライブラリアン」
サービスをお話いただきます。あわせて日本の大学図書館員の調査報告として、富山大学附属図書館金田様より
コーネル大学・ミシガン大学の図書館における、他部署と連携した学習支援サービスのお話をいただきます。
より利用者に近づいたサービスの提供へと取り組むための一助として「エンベディッド・ライブラリアン」の
理解を深める契機としたいと考えています。