医療・健康情報について、私たちが新聞やテレビ、雑誌、インターネットなどを通して目にしない日はありません。
患者・家族の意思決定に少なからず影響を与える健康報道。その内容は正しく報じられ、適切に伝えられているでしょうか。
一方で情報源となる研究者・医療者は、わかりやすく、かつ正確に研究成果を発信しているでしょうか。
さらには健康産業や研究成果のビジネス化により、利益優先といった問題が起こりやすい状況にある中で、適切な情報発信のあり方はどういうものでしょうか。
メディアドクター研究会は、医療に関するメディア報道のあり方を勉強する会です。京都では初めて開催されます。
今回は、iPS細胞に関する報道を取り上げます。
記事を読み、信頼性、科学的根拠(エビデンス)、見出しの適切性など、「メディアドクター指標」をもとに読み解いていきます。
情報を読み解く力・見極める力・伝える力を身につけるために、私たちにどのようなことができるでしょうか。さまざまな立場の方が、話し合い、語らいながら医療や健康情報について考えていきます。
どうぞ気軽にご参加ください。お待ちしております。
<企画メンバー>
山下ユミ(京都府立図書館 ヘルスサイエンス情報専門員上級)
渡邊清高 (帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科 准教授、メディアドクター研究会 幹事長)
佐藤正惠 (司書・ヘルスサイエンス情報専門員上級)
北澤京子(京都薬科大学客員教授)
大学図書館問題研究会京都地域グループ