伊藤氏は、実践女子大学の職員として勤務しながら、慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻情報資源管理分野修士課程修了。立川市立図書館協議会委員。著書に『インターネット文献検索』各年版(日本図書館協会)、「図書館資料論・専門誌両論』(学文社 2006)、『図書館情報資源概論」(学文社 2012)などあるほか、データベース『図書館情報学文献目録』BIBLIS PLUS の構築と公開なども手掛けている。
そして、2023年6月に日本図書館協会から『探すツール -図書館、出版、メディア 書誌の書誌』を刊行。ネットでは探せない書誌の書誌を日本に留まらずアジア・アフリカを含む調査が難しそうなエリアまで対象にして「書誌の書誌」の調査をして1冊の書籍にまとめ上げた。
大学職員として勤務しながらこれだけのものを調査しまとめ上げることは誰でもできる話ではない。そこには当然苦労話や新しい発見も数多いはずである。それらの話をぜひ聞き、ネットだけでは探せない情報について探求しよう。