支部だより電子版(2012年1月15日~2012年2月14日)
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1.各地の大学と大学図書館をめぐる動き
【福岡支部】
名称:連続講演会「ライブラリーサイエンスの現在」(第6回)
日時:平成24年1月25日(水)15:30-17:00
会場:九州大学箱崎キャンパス
中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
内容:建築としての図書館,建築史のなかの傑作図書館
講師:堀 賀貴(人間環境学研究院都市・建築学部門教授)
2.例会・研究会・見学会等の報告
【神奈川支部】
名称:2012年2月例会
日時:2012年2月4日(土)14時~16時半
会場:鶴見大学図書館2F学習支援スペース
テーマ:「大学図書館、過去、現在、あした」
講師、報告者:加藤好郎さん(慶應義塾高等学校事務長 )
参加者数:23人
コメント:『大学図書館経営論』(勁草書房 2011)を上梓された加藤さんから,
図書館経営が必要になっている背景,図書館経営とはどのようなものなのか,
更に,図書館員に必要なスキルを獲得する方法について,これまでのご経験
からお話いただきました。図書館界においては,他館や関連機関との協力体制
による図書館改革に必要性や,図書館を活用した自主的学習の重要性が高まり
つつあります。こうした状況の中で,利用者の成長を支援する図書館員自身の
成長も望まれています。図書館員個人の経営センスや,よりよい図書館経営
とは何かを考えるきっかけになったと思います。
【大阪支部】
名称:1月例会
日時:2012年1月21日
会場:キャンパスポート大阪
テーマ:「フリートーク 図書館の自由」
講師、報告者:前川
参加者数:6名
コメント:http://d.hatena.ne.jp/dtkosaka2010/20120207/1328620348
名称:2月野沢例会
日時:2012年2月11-12日
会場:野沢温泉
参加者数:大阪支部より2名(全6名とのこと)
コメント:http://d.hatena.ne.jp/dtkosaka2010/20120214/1329225456
【福岡支部】
名称:大学図書館問題研究会福岡支部1月例会
日時:2012年1月21日(土) 15:00~17:20
会場:鹿児島大学中央図書館4階
情報リテラシー支援室
内容:情報交換会
1.「かごしま読書フェス@鹿大」
報告(鹿児島大学:西薗由依)
平成23年11月6日(日)に鹿児島大学図書館で開催された「かごしま読書
フェス@鹿大」の報告。鹿児島大学の学生教職員及び市民を ターゲット
として、鹿児島の二大読書イベントである、「天文館で朝読書『TenDoku』」
「ガーデンズ文学カフェ」との合同イベントとして開催した。また、
エキジビジョンと して「ビブリオバトル」を実施した。事後フォローために、
イベントで取り上げられた 図書のリストを当日配布し、さらにリポジトリと
ブクログで紹介している。
読書のさまざまな楽しみ方を一度に体験することと、参加者を学外まで拡大
したことで県内の読書に関わるコミュニティをつなぐ ハブの役割を果たせた。
しかし、肝心の学内への訴求力が不足しており学生の参加が少なかったこと、
申込みに採用したWebが普段インターネットを使用しない層に対し、参加の
高いハードルとなったと思われることなどが反省点としてあげられる。
http://www.lib.kagoshima-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=395
2.Library Lovers'キャンペーン合同企画
九州地区の様々な大学図書館で開催された「Library Lovers'キャンペーン(10/12-11/15)」
に ついて、各大学での取組、独自企画、 実施体制等について報告があった。
http://libraryloverskyushu.blog.fc2.com/
①鹿児島大学の取り組み(鹿児島大学:宮里昌代)
「『読書の木』キャンペーンにおける鹿児 島大学の取り組み」の報告。
紹介された図書の購入、実施期間に行った様々な広報活動、魅(見)せる工夫等に
ついての報告があった。
葉っぱが増えて一つ一つのコメントが見づらくなったため、タイトルを記した
ラベルの裏にコメントを記載して、展示図書と併せて展示する等により、
10-12月の貸出人数と冊数が5-9%増加した。
②熊本大学図書館(熊本大学:廣田桂)
独自企画として開催した「ガイダンス」、「リユース(個人の図書)」についての
報告があった。
また、別の独立イベントである「ロビー展示(学生選書祭、100年文庫+先生の本棚)」、
「貴重資料展及び講演会」、「オープンアクセスウィーク(研究者インタビュー)」
等をLibrary Lovers'キャンペーンと関連付けて広報すること、あわせて試行的に
導入したTwitter等による広報などにより、例えば研究者インタビューは2500pv超と
いう実績を上げることができた。
③熊本学園大学図書館(熊本学園大学:廣松亜矢子)
廣松さんから、合同企画とオリジナル企画「図書館 de ラブレター」及び「映画と
音楽の木」についての報告があった。合同企画については、期間が短いという声に
こたえて「読書の木」を再活用したComeback Library Lovers'を実施した。また、
「図書館 de ラブレター」では、この手紙に図書館員選んだ図書2冊分のコメントを
添えて展示した。展示した図書は6~7割が貸出された。
3.鹿児島大学図書館の日常(鹿児島大学:上床亜衣)
鹿児島大学附属図書館で日常行われている「ブックガイド」、アメニティルームに
別置したキャリア形成関連資料、デジタルサイネージを活用した広報等に関する工夫
などの紹介があった。
ブックガイドでは、貸出状況やアンケートから学生のニーズを知ることで、次の
ブックガイドのテーマのヒントを得たり、キャリア関係資料の別置に繋げることが
できた。デジタルサイネージは「ちらっと見て、ほっこりできる図書館からのお知らせ」
を心掛けている。
【まとめ】http://togetter.com/li/245980
参加者数:会員9名+オブザーバ4名
4.今後の活動予定
【大阪支部】
名称:4月例会
日時:2012年4月21日
会場:キャンパスポート大阪
テーマ:「利用者アンケートを読む」
名称:5月例会
日時:2012年5月26日
会場:キャンパスポート大阪
テーマ:「「成長するティップス先生」を読む(名大高等教育研究センター)」
【兵庫支部】
名称:2月例会(兼トサケンセミナー)
日時:2012/2/18(土)13:30-
会場:キャンパスポート大阪 ルームA
テーマ:「4月から使える!ガイダンスの小ワザ即効テクニック!」
【広島支部】
名称:大学図書館問題研究会 広島支部3月研究会
日時:平成24年3月24日(土)14:00~17:00
会場:広島経済大学立町キャンパス 142教室
テーマ:「大学図書館を皆で語ろう(仮題)」
講 師:西川英治さん(広島経済大学図書館・大図研広島支部長
【福岡支部】
名称:大学図書館問題研究会福岡支部2月例会
日時:2012年2月18日(土)15:00-17:30
会場:くまもと森都心プラザ図書館
熊本市春日1丁目14番1号
http://stsplaza.jp/library/index.html
内容:くまもと森都心プラザ図書館見学会
①講演「battenn toshokann
【ばってんとしょかん】」
館長 田中榮博氏
②館内見学
③意見交換 図書館コンシェルジュとの懇談
名称:講演会「変わりゆく大学図書館 -描くべき新しい将来像-」
日付:平成24年3月9日(金)13:30-17:40
場所:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
内容:1.講演「Turning the Page」
トロント大学図書館 ウォレン・ホルダー氏(通訳あり)
2.講演「 紙の図書館から電子の図書館へ:海外研修で感じた大学図書館の変化
慶應義塾大学理工学メディアセンター 島田貴史氏
3.講演「信頼される図書館であるために: 九大図書館が挑戦してきたこと」
九州大学附属図書館 浜崎修一
主 催:九州大学附属図書館
後 援:九州地区大学図書館協議会
参加費:無料
参加申込:http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/event/eventList.php
申込締切:3月7日(水)まで