大図研京都ワンディセミナー「読書バリアフリーに関する国立国会図書館の近年の取組と大学図書館との関係」 [終了しました]

 大学図書館を取り巻く環境が劇的に変化していることは言うまでもありませんが、特に平成25年(2013年)「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定、平成28年(2016年)から施行、また令和3(2021年)、同法は改正(令和3年法律第56号)、令和6年(2024年)4月1日から施行され、合理的配慮の提供が義務化されましたが、各大学図書館での対応については、実際の対応要請が出てきたら、どの様に対応すべきか、コンテンツ提供はどうすればいいかと不安が尽きないと思われます。
 そうした中、国立国会図書館では令和6年(2024年)から国立国会図書館障害者用資料検索(愛称:みなサーチ)正式版を公開され、点字、DAISY、テキストデータ、大活字本、LLブック、電子書籍、バリアフリー映像資料など、いろいろな種類の資料を検索可能としています。
 これら国立国会図書館が提供する資源を大学図書館も有効に活用するなどの検討が必要と考え、これら膨大な資料の内、大学図書館でも利用できそうな専門書のテキストデータの有無やその活用方法・可能性についてお聞きしたいと思います。

日時:
2024年7月28日(日)13:30~16:00
会場:
キャンパスプラザ京都 6F 第1講習会室 [アクセス]
講師:
国立国会図書館関西館 図書館協力課司書 本田麻衣子氏
主催:
大学図書館研究会京都地域グループ
定員:
先着40名(非会員も参加可)
Zoom:定員なし(会員のみ)
参加費:
会員 無料
非会員 500円
参加者:
16名
申込締切:
ワンディセミナー:2024年7月24日(水)19:00【参加受付は終了いたしました】
懇親会:2024年7月20日(土)19:00(参加者多数の場合、お断りすることがあります)

chirashi
参考資料
アンケートより抜粋
  • 単なるサービスの概要の説明ではなく、開発の背景やガイドライン等を含めて解説していただいたので、利用者、出版社等を含めたサービス展開であることが良く理解できました。
  • 今回お話を聞くことでより深く理解することができました。これにより他の方に積極的に紹介していきたいと思います。
  • 今回のお話を伺って、サービスの目的や意義、細かいところの配慮など、たいへんよくわかって有意義な回だった。ガイドラインについても、利用するサービスを評価するうえで、参考になるものと思う。