このたび、2023年、金沢文圃閣より菅修一氏と堤美智子氏の編集により、長年、京都大学の各図書館に勤務した廣庭基介先生が執筆された図書館関係の文献を一つの図書に纏めた『貸本屋と新聞縦覧所と図書館と―近世近代読書装置への史眼(廣庭基介セレクション)』が刊行されました。こちらの図書には、廣庭先生がこれまでに書かれた、貸本屋、新聞縦覧所、図書館とひとの歴史についての記事・論考を集めたものとなっています。同書には当京都地域グループにて公開しておりますグループ報(支部報)に廣庭先生が発表された論文も収録されています。残暑厳しい、9月に編者のお2人と図書について語る会を開催いたします。出版・図書館史にご興味がある方はご参加ください。